10/20 党首討論と医療改革 大手新聞の異常
【朝日】党首討論 外交不在がよく見えた/医療改革 負担するなら安心も
【読売】[党首討論]「画期的な外交・安保論戦だった」/[医療制度改革]「それでも給付費は膨張する」
【毎日】医療改革試案 「痛みの共有」へ合意を急げ/党首討論 この調子で議論の質を高めよ
【日経】患者本位・医療費抑制の二兎追う改革を/党首間で外交論争を深めよ
【産経】医療改革試案 痛みが納得できる議論を/先生の給与 肝心な視点が欠けている
【東京】小泉VS前原 『書生論』に肉づけを/医療制度改革 選択肢は示されたが
【北海道】参院定数是正*小手先の「4増4減」案/大阪市長*すぐ選挙とは乱暴では
【中国】国会議員年金 率先改革への実を示せ
【沖縄】[議員年金改革]特権の見直しにつなげ/[診療報酬請求漏れ]許されない初歩的ミス
最近の社説には、よく驚かされる。今日の社説は、党首討論と、医療改革が二大テーマである。とくに驚いたのが、前者、全国紙は、どの紙もおおむね好意的だ。ちゃんと見ていたわけではないが、それほど、岡田代表時代に比べて、緊張感があったと言えるのだろうか。内容的に充実していたと言えるのか。前原氏の外交を中心とした質問は、日米関係重視という点を全面的に押し出したものだ。小泉首相が、岡田氏の際とちがった、わけのわからないかわしのような答弁をしなかったのは、基本的に、岡田氏以上に、日米関係を前提とする、前原氏の質問にこそわけがあるのではないか。つまり、かわす必要がないほど、前提が一致しているのだ。本当に、「日米関係」=日米同盟というものをすべてすべての前提にしていいのだろうか? 普天間の移設もテーマになっていたが、結局、そこからは、どう沖縄を説得するのかということしな生まれないのではないのか。
医療改革の社説にも驚きを隠せない。厚生労働省が発表した、「医療制度構造改革試案」というものの前提にしている、医療制度の問題点を、そう簡単に認めてしまっていいのだろうか。最近の新聞は、「構造改革」という名が付くと、無批判に追随しているように思いえてならない。そもそも、日本の医療制度そのものが、国の政治(財政の支出)という点でも、ふさわしい位置にあるのかという検証はなされなければならない。もともと、医療制度そのものがゆたか、ふさわしいものではない。それをことさら、このままで破綻すると「危機」を叫ぶことで、覆い隠そうとする。いちばん隠されるのは企業の負担の少なさや、薬剤メーカーや医療機器メーカーの利権ということではないのか。もう1つ気になるのが、結局、いちばん弱い人が切り捨てられるということをまともに検討されていないこと。この間の「改革」の特徴だが、数字を優先するあまり、個別に、深刻な影響をうけざるをえない人たちの問題が、ほとんどまともに検討されない。この危険性も痛感する。
トラックバック 3
病院を株式会社化して市場原理を医療に導入することが政府によって検討されるようになってしばらく経ちます。しかし、結論から言って、そのような政策は医療の質の向上には繋がらず、かえって医療の質を下げる結果となっております。さらに言えば、全体の医療費削減にも繋
医療制度改革『厚生労働省試案』批判‐その� 都道府県ごとの競争を導入 政府管掌健保は、国とは切り離した公法人とし、その財政運営は都道府県単位で行なうこととしています。また、国民健康保険も中小組合健保も、都道府県単位を軸に再編統合するとしています。そして、その都道府県に管理・指導…[続く]
厚生労働省が発表した医療制度構造改革試案と、対する在京マスメディアの報道ぶりに「党首討論と医療改革 大手新聞の異常」(メディアの海)から「医療改革の社説にも驚きを隠せない。厚生労働省が発表した、『医療制度構造改革試案』というものの前提にしている、医療制度の問題点を、そう簡単に認めてしま…[続く]




人気ランキングに参加しています。クリックを!

コメント 0